2018年10月23日〜26日 佐々木ゼミ 広島県広島市と周辺地域で地理学野外実習Cを実施しました

   

 佐々木ゼミの12名は,広島県呉市を中心とする地域で気象観測と大規模土砂移動現象の調査を行いました。気象観測では,呉市における都市気候とそれに与える海陸風の影響を明らかにするために,定点での気温・湿度の観測と移動観測による気温および風向・風速の観測を行いました。また,本年7月の豪雨によって発生した大規模な土石流の実態やそれがどのような地形・地質条件のもとに発生したのかを調査しました。これに関連して,2014年の豪雨によって広島市安佐南区で発生した土石流の発生域を観察しました。   

   
     
         
    写真1 )呉市立東畑中学校の校庭での気温・湿度計の設置の様子です。
校長先生,ありがとうございました。
 

写真2) 2018年7月に発生した土石流の流下域での様子

   
         
   

写真3) 写真2の土石流の発生域。

  写真4) 谷頭部に堆積する土砂。これが次の土石流の供給源になる可能性があります。
   
         
    写真5)広島市安佐南区梅林駅にて。アジア航測(株)勤務,OBの井元成治さんが
2014年豪雨災害の説明に来てくださいました。井元さん,ありがとうございました。
  写真6) 住宅地背後の谷に建設中の砂防施設を遠望する。    
         
    写真7) 神社などの古い施設は被災しない場所に建っていることが多いです。   写真8) お世話になったビジネスホテル三島さん,ありがとうございました。
   
         
    写真9) 家庭的な料理を毎食味わいました。   写真10) 4日間の気温を取得した機材を撤収。呉市立三坂地小学校のみなさま,
ありがとうございました。